河内屋ブログ

2021.11.25

蒲鉾業界を取り巻く環境が非常に厳しいです!

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社長の河内です。

2021年11月25日(木)、日本経済新聞からの抜粋です。

現在、かまぼこ業界を取り巻く環境は非常に厳しいものがあります。

今回の記事は蒲鉾業界の中で一番規模の大きい紀文さんが値上げを実施するという記事です。

原油価格の高騰や円安などの要因も複合的にありますが、

なんと言っても大きな危機の原因は、

主原料であるスケソウダラのすり身、業界では冷凍すり身と称しますが、これが高騰しているのです。

その原因は色々とあります。

魚体が小さくて歩留まりが悪い、

すり身よりフィレになってしまう、

フィレもすり身も海外の需要が高くなって来ている、

コロナでPCR検査や隔離など人件費が増大、

スケソウダラ漁は群れを追っかけて獲るので原油高は非常に痛い、

世界的なコンテナ不足、

コンテナ船の相場高騰、

地上でのトラック輸送のガソリン高、

などなど…

こういった様々な理由で主原料が高騰しています。

特に当社の使用している上級クラスの冷凍すり身は出来高が少ない関係もあって、

ますます入手困難+価格が高騰という状況になっています。

※河内屋の原料へのこだわりはこちら→クリック

味や品質を落とさないためにも、販売価格は見直さないとダメな時期が来ているのは事実です。