2021.02.15
雪だるまくん誕生の秘密
雪だるまくんは1999年に考えた商品です。
今でも冬限定の細工かまぼことして人気があり、ここまでお客様に可愛がっていただけるとは当時思ってもいませんでした。
商品開発のきっかけは、2000年とやま国体の開催です。
何かお土産用のかまぼこを考えなくては!
ということで色々なアイデアを考えていた頃です。
「雪だるまがスキーをしていたら面白い」と蒲鉾職人に相談したら、「立体的な球体は無理!」ということになり、セイロで普通に蒸せるように平面的な形状とはなりましたが、【2000年とやま国体】というタスキをかけて販売したところ大好評でした!
さて、2000年国体が終了したら、タスキも外す訳ですが、外した姿が全然可愛くないし、面白くない(涙)。
そこで当時小学3年生だった息子の蒲鉾太郎(当時は蒲鉾ジュニア)に相談してみました(笑)。
その時に、蒲鉾太郎が色鉛筆で書いてくれた雪だるまを、蒲鉾職人が忠実に作ってくれたものが現在の雪だるまくんの原型なのです。
その後、リアル感を出すためにボタンに穴を開けたり、雪が降っているイメージでチーズを入れよう!ということでチーズを混ぜたり、進化して来ました。
今では富山県内の他の蒲鉾屋さんも「雪だるま」の形をした似たような?商品を発売しています。
それだけ河内屋の雪だるまくんが有名になったのだと思っています。
特に今年は大雪の為に、雪だるまくんの売れ行きも好調です!
降雪の量によって売れ行きが左右されるということも雪だるまくんの特徴ですね(笑)。