2019.10.25
厚生センターによる衛生監視がありました!
今日から北陸新幹線が東京から金沢までの全線で13日ぶりに開通しました!
まさかまさかの台風19号被害での運休でしたが、本当に12日間の運休は長かった・・・という思いと、よくぞここまで早くに復活してくれた!という安堵が交錯する日となりました。
今回の件は今後の新幹線運営の中でぜひ教訓にしてもらいたいと思います。
そんな最中に昨日は新川厚生センターによる工場監査がありました。
年に一度やって来る衛生監視です。
今回は新川厚生センターの食品衛生監視東部機動班、そして魚津支所の衛生予防課から計3名の方が来社されました。
しかも監査時間は約3時間!
他の同業他社や食品工場、施設でもこんなに厳しく、細かくやっているのでしょうか?ということは考えないようにしています。
この一連の流れは、明らかに来年に施行されるHACCPに沿った衛生管理の制度化を視野に入れたものと思われます。
当社の場合、ISO22000を認証取得しているので、それ相応の監査内容になったようです。
このHACCPに沿った衛生管理の制度化というのは、飲食店など全ての食品に関わる業者が求められることなので、それを監視、監査して行く行政側もどこまで本当に出来るのか?という部分がありますね。
規模に応じて基準Aと呼ばれる「HACCPに基づく衛生管理」と、基準Bと呼ばれる「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理」があり、取り組むレベル、求められるレベルは分けられていますが、一番分かりにくいのがおそらく小規模の中小企業だと思います。
厚生労働省は、HACCPに関してコーデックスと同様の要件を求めているFSSC22000やISO22000などについては、「HACCPに基づく衛生管理」の要件を満たしていると考えているようなので、そういう意味では2007年6月からISO22000を認証取得している当社は、今取り組んでいることを自信を持って継続して行くことが重要だと思っています。
世の中には、、HACCP対応工場と大々的に謳っているのに、HACCP認証はもちろんのこと、FSSC22000、ISO22000なども全く認証取得していない会社や工場が結構あるような気がしますが、「HACCP対応工場=HACCPに基づく衛生管理をしている工場」であるかどうかは分かりません。
もちろん中には、認証を受けてないけどHACCPに基づく衛生管理をしているところもあります。
いずれにしても一般の方には分かりにくい話ですね。
他の業界も色々と大変だと思いますが、食品業界も激しく色々と変わるので何だか大変な時代になりました・・・。