河内屋社長ブログ蒲鉾丹右衛門の徒然なるままに…

2019.09.20

楽天の3,980円以上の買い物は全国どこでも送料無料!という衝撃…

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楽天タウンミーティングが富山で開催されるということで参加して来ました。

内容は何となく想像していたし、あまり出る気がしなかったのですが、担当ECCが熱心に言って来るので参加しました。

参加されていたショップさんは約50店舗程でしょうか・・・有名な店舗さんもチラホラお見かけしました。

さて、今回の内容ですが、楽天が先日発表して衝撃?が広がった送料問題や、楽天が独自に巨額な投資を行い独自の自社物流網を拡充したり、楽天のシステムを今後さらに便利なものにして行くことや、スマホページの作り方へのヒントやアドバイス、さらには楽天が提供しているモチベーションアップやスキルアップ研修のPRや参加の呼びかけ・・・というような内容でした。

とは言うものの、話の中心は店舗側の都合は関係なく「楽天3,980円送料無料」という送料無料ライン統一を来年2020年の2月か3月頃から実施する!という楽天の方針説明会でした。

説明会とは言うものの、もう決まったことなので、ぜひ理解して納得してね!という雰囲気で、説明されている楽天の役員やスタッフさんはとても低姿勢で丁寧でやさしい口調で分かりやすいものでした。

参加されている店舗さんも、それが一番の興味だったと思います。

楽天がこういう決断をした背景や経緯、そして根拠やアマゾンとの比較なども含めて説明はありました。

しかし、僕は当初この発表を聞いたとき、細かい内容までは分かりませんでしたが、いよいよ楽天から撤退しなければならないかと思いましたね。

しかしよく内容を確認すると、今回の方針・・・

クール便(冷蔵と冷凍)は対象外ということが分かりました!

ということで、とりあえず来年、楽天を撤退するという話はありません(笑)。

この送料無料統一ラインですが、3,980円以上の買い物は送料が日本全国どこでも無料!

かかる運賃は、楽天が全て持ちます!ではなく店舗で全て負担してください!というもの。

これは無茶振りもいいところですよね。

店舗側の自己防衛としては、送料を乗せて価格設定をするしかありません。

もし複数個買ったら、上乗せした送料の2重取り、3重取りみたいな現象も起きてしまいます。

それを心配する質問も出ていました。

自動割引機能やクーポン設定が出来るように対応して行きたいという返答でしたが、現段階では対応策は無いという事実。

何だか来年から恐ろしいことになりそうで心配です。

年明けには、各店舗さんの対応に注視したいと思います。

とりあえず現段階では、クール便が対象外ということで安心しましたが、中には常温品もありますので、とりあえず常温品から撤退?も視野に入れつつ色々と検討してみます。