2019.09.07
時給1500円は凄い…
今日の日本経済新聞の北陸版のページに出ていた大きな記事です。
今月14日(土)に高岡市で増床オープンするイオンモール高岡の話題なんですが、見出しタイトルが凄い!
時給が銀座越え・・・イオンモールで続々・・・
なかなかインパクトある見出しで、思わず見入ってしまいました。
要はオープン月の9月末までが時給1500円で、10月末までが時給1300円。
この時給が同じ店の銀座店より上回るという話です。
もっともオープニングになんとしても人を集めたいという短期間の話なので、一概には銀座と比較出来ないし、本当に銀座超えと言えるのかは何とも微妙ですが、この時給は富山県内ではミラクルな時給です。
確かに富山県内の人手不足はじわじわと実感していますが、一方で時給を上げても求める人材が集まるかと言うと逆のような印象も持っています。
そもそも当社ではこんな時給はとても設定出来ません。
地元企業も、大型商業施設にお客様も持っていかれ、働き手も持っていかれるじゃ本当に死活問題です。
この高額時給を見て、小矢部にアウトレットが出来た時のことを思い出しました。
あの時もオープン時の高い時給がずいぶん話題になって、魚津からも応募している人がいるという話を聞いたからです。
これからファボーレも増床オープンですし、同じように募集が始まるでしょうから一体どうなることやら・・・。
さらに頭が痛いのは10月から最低賃金がまた上がります。
地方で企業経営、特にサービス業の品質を維持して行くということは本当に大変になって来ました。
河内屋は蒲鉾を製造しているので製造業にいつも分類されますが、直営店比率が高いので、僕の意識としてはサービス業という感覚が常にあります。
それにしてもイオンモール高岡で、富山基準の時給で募集を出しているところは求人状況はどうなっているのでしょうか?
高額時給に惑わされることなく、この会社で働いてみたい!と思ってもらえるような会社を目指すしかないですかね・・・。
当社も頑張らないとダメですね。