2008.08.19
クライマーズ・ハイ
久しぶりに文庫本を読みました。今年の夏は父のこともあり、どこに行くこともなし、オリンピック観戦もあまり気が乗らず…という感じだったのですが、たまたま本屋さんで目にした「クライマーズ・ハイ」を買ってしまいました。映画化されたものが全国ロードショーの真っ最中ということもあり目立つ所にありましたからね。
著者はあの「半落ち」の横山秀夫氏。絶対に面白いとは思いましたが、何よりも本の題材が気になりました。1985年8月12日に御巣鷹山にジャンボが墜落した衝撃の事故。多くの人が犠牲になったあの大事故は、今でもよく覚えています。暑い夏の日でした…。著者が当時、墜落した地元の新聞記者だったということで、新聞の裏側から見た様子がよく分り、ストーリーもよく出来ていました。主人公の年齢も自分に近かったし、息子との関係など色々な面で、あっという間に読んでしまいました。電車の移動は読書に限りますね。
せっかくなので時間があったら映画も観てみたい。