2008.09.13
黒部の太陽
富山で特別上映された「黒部の太陽」を蒲鉾女将と観て来ました。映画が好きで色々観て来ましたが、この「黒部の太陽」は観る機会が無くて、今回の特別上映に行けたのは本当にラッキーでした。
この映画は石原裕次郎と三船敏郎が、当時の大手映画会社との様々なしがらみの中で作り上げた映画ということでも有名ですが、スケールの大きさや撮影のすさまじさでも話題が多い映画です。特にトンネルを掘るシーンや大洪水のシーンは特撮ではない生の大迫力を感じました。ストーリーも良く出来ていて、久しぶりに良い映画を観ました。それにしても三船敏郎がかっこよかった…さすが世界の三船!!もちろん石原裕次郎も良い味を出していますが、三船敏郎の存在感に圧倒されました。
僕たちの世代は黒部ダムがあるのが当然なのですが、これを造った当時の人たちは本当に凄いですね。富山県にこんな凄いダムがあることを誇りに思います。
ところで「黒部の太陽」は石原裕次郎の遺志でビデオ化やDVD化はされていません。日本映画史上の超大作なのに観る機会はほとんど無い…という貴重な作品。本当に今回は良い機会でした。