2009.01.11
義のために生きる
昨日は1日ゆっくり12月に読めなかった雑誌や資料、本を読みました。雑誌類は金融、経済、経営絡みの本が多く、暗い記事が多くて疲れたので、気分を切り替えるために何気なく「天地人」の上巻を手にしたら、あっと言う間に読んでしまいました。現在、大河ドラマで放映されている「天地人」の原作でもあるし、内容も戦国時代、ましてや土地柄も近い越後が舞台、楽しかったです。下巻がいつ読めるか分りませんが、時間を見つけ読みたいと思います。今まではどちらかと言うと織田信長側というか、前田側からの目で見たり、武田信玄側からの目での話が頭にあったので、今回は上杉側からの視点という事でも面白かったですね。難しい話も無いし読み物としては疲れませんでした(^^)。魚津城も当然出てくるので、大変身近に感じます。上杉謙信と武田家があっさり滅びてしまった点がちょっと残念ですが、この物語は兼続とそのボスである上杉景勝が中心なので仕方ないですね。戦国時代はやはり面白いというか、登場人物の個性が強烈なので心に残る印象がとても強いです。目先の利に走らず、人として守るべきもっとも大切な義を重んじる上杉家…。こんな時代だからこそ考えさせられます。利だけで集まった組織は危機に弱い、義によって集まった組織は絆が強い。河内屋もそんな組織にしたいものです(^^)。