2009.01.21
新政権スタート!
日本と比較しても仕方ないのですが、ワシントンは凄い熱狂でしたね。歴史的な背景や、選ばれる過程が日本と全く違うせいもあるのですが、国民の大統領に対する期待や信頼が日本とはちょっと違います。期待が大きいだけ、その責任も大きいです。就任演説も今までの雰囲気とはかなり違った印象を受けました。国民にも今の厳しい現実をしっかりと受け止めてもらって、自分の出来る事は進んでやってくれ!というメッセージをやさしく語りかけていました。アメリカの再生は日本に多大な影響があるので、何とか立ち直って欲しいです。しかし復活までのプロセスと、復活後の価値観は今までとは全く違う産業構造になっているのは必至です。
蒲鉾業界は主原材料の一つであるスケソウダラを、アメリカが管轄しているアラスカのベーリング海などで漁獲しています。年2回の操業の内、まさに前半の漁がスタートしたばかりで、漁の行方が本当に心配です。漁業に対するオバマ新政権の考え方も今後徐々に明らかになってくると思うので注目したいです。