河内屋社長ブログ蒲鉾丹右衛門の徒然なるままに…

2009.01.27

霞ヶ関

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2009年1月26日農林水産省.jpg

無事に富山に戻って来ましたが、雪が無いのにビックリ…しかも天気が良い。…というのも羽田空港では、富山空港雪の為に羽田に引き返すか、小松空港に着陸空港が変更になるかもしれません…というアナウンスが流れていたので…(^^;)。あのアナウンスは一体何だったのだろう?北陸の天気は確かに変わりやすいけど、ちょっと極端ですよね。あのアナウンスでJRに切り替えた人は本当に気の毒です。

ところで昨日は、初めて霞ヶ関にある農林水産省に行って来ました。陳情に行った訳ではありません。全蒲の資源委員会の一人として、原料対策に関する意見交換会に出席して来ました。今回は簡単に言うと北海道の魚(スケソウダラやホッケ)を獲るひと、獲った魚をすり身にするひと、すり身を使って蒲鉾を作るひとが集まり、自分たちの立場側の視点で意見交換するというものです。

昨年、米国スケソウダラ漁獲制限を受けてからのすり身相場は、一言で表現すると極めて異常事態でした。追い討ちをかけるように原油価格の大幅な値上げ、どこからどこまでが事実で、何が噂で、どの情報が真実なのか?本当に分らない時がありました。そういう意味では昨年の北海道の関係者の皆さんは増産対応してくれて、国産すり身に目を向ける良いきっかけになった年だったと思います。蒲鉾製品のどの分野で使用できるかは各社の方針や考えですので、一概にはこれが一番良い方法とは言えません。大事なのは正しい情報をもとに考え行動し、お互いがWin-Winの関係になるという事だと思います(^^)。今回は発言する機会が無かったのですが、良い勉強になりました。

ところで予断ですが、農林水産省の地下にはコンビニや理容店、本屋さん、食堂などが揃っていて、結構便利そうな印象を受けました。しかし建物が結構古いのか、地下は暗いイメージ。特に食堂は古い感じがしたな…。外にはタクシーが並んでいましたが、何故か全てが居酒屋に見えてしまった…。