河内屋社長ブログ蒲鉾丹右衛門の徒然なるままに…

2009.04.01

蒲鉾を食べると頭が良くなる!

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3月28日の朝日新聞(夕刊)に「かまぼこ」の事が大きく取り上げられました!

内容は下記の通りです(^^)。ぜひ読んでみて下さい。

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 脳を活性化する食感

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 簡単にかみ切れるけれど、歯ごたえはある。プニプニしていて、かつ、ツルツル。かまぼこの食感は独特だ。そして、この個性こそ、長所らしい。

 水産ねり製品の製造業者でつくる「全国かまぼこ連合会」に、聞いてみた。

 まず、あの弾力。魚の肉に含まれているたんぱく質の繊維が、網目のようにからみあったものだ。魚に含まれるたんぱく質は、生きていくのに欠かせない必須アミノ酸を豊富に含んでいる。鮮度が悪い魚を使うほど、たんぱく質が変わってしまい、弾力が出なくなる。つまり、あの食感こそ、優秀な食品の証しなのだ。

 また、弾力があるものは、当然、かみごたえも出る。この「かみごたえ」は、脳の活性化につながるという説もある。

 東京歯科大スポーツ歯学研究室の石上恵一教授は、かまぼこを食べた時の脳の血流量を調べた。軟らかいかまぼこを食べた時に比べ、硬いかまぼこを食べた時、脳の前頭前野(ぜんとうぜんや)が活性化したという。

 前頭前野は、脳の司令塔と呼ばれている部分で、(1)思考する(2)コミュニケーション(対話)する(3)記憶をコントロールするなどの働きがある。「脳の血流改善は、認知症の症状停止や緩和にもなる」と石上教授。全国かまぼこ連合会は、03年度から、かまぼこの健康機能を調べるために、研究助成事業を続けている。

 原材料の魚は、スケトウダラなどの白身が一般的だが、イワシなど赤身を使ったものもある。

 また、生産地によって使う魚が違うため、味にも違いがある。食べ比べてみるのも、楽しいかもしれない。

 (原田朱美)