2009.09.26
立山三山縦走
富山県のほとんどの小学校で立山登山をするので、富山の子ども達は雄山(3003m)に行っているのですが、蒲鉾太郎は登っていませんでした。彼が小学校6年生の立山登山の日に、当時、青年会議所活動でモンゴルに強引に連れて行ってしまった為です。それはそれとして親子の良い思い出になりましたが、立山にも連れて行きたい・・・という想いがずっとありました。やっと今回実現しましたけど、蒲鉾太郎はすでに高校1年、体力バリバリ!僕が付いて行けないのではないか?と心配をしましたが、何とか無事に楽しく雄山に到着。
前回、蒲鉾工場長と来た時よりガスが多くて景色がめまぐるしく変わりましたが、雄山神社の雰囲気は非常に良くて立山登山に来たぞ!という事を実感をしました。
安全祈願を受け、その後、富山県で一番高い大汝山(3015m)へ向かいました。雄山までは観光という感じがしないでもないのですが、ここからはやっぱり本格的な登山。注意をしながら慎重に歩を進め今回も無事に到着。蒲鉾太郎も景色の良さに相当ビックリしたようですね。剱岳は見えたり見えなかったりの雲と言うか、ガスと言う状態でしたが、風が強いので少し待てば直ぐに青空!景色は最高でした。黒部湖や黒4ダムもバッチリ見えて、プラス紅葉がまた凄い!本当にこの時期の立山の人気がよく分かります。
予定通りここでは昼食を食べ、その後、富士の折立(2999m)に向かいました。大汝山からはそんなに距離はなかったのですが、頂上に向かう岩場は結構急で、手前にリックを置いて身軽な格好でトライ!無事に到着したそこから見える景色もまた何とも言えない素晴らしい景色!デジカメだけはしっかり持って行ったので、写真をたくさん撮りました。 富士の折立は通り過ぎる人が多いのか、頂上には人が少なくて、落ち着いてゆっくり景色を満喫できました。
立山は雄山、大汝山、富士の折立の三山を総称した呼び方だそうなので、これで立山に登ったと言えますね。
帰りは引き返すのではなく、別山方面に降りました。稜線を歩いていると出て来る途中の大走と書かれた分岐点を左に折れ、ひたすら長い長いガレ場を折りました。このコースは大走コースと言われるルートだそうですが、本当に長いガレ場でひざがガクガクになりました(^^;)。
大走ルートは、標高が下がるにつれ紅葉が近づいて来て本当に素晴らしい風景でした。歩いている皆さんは口々に綺麗、綺麗と感動している様子でした。これからどんどん紅葉が下に下がって行くそうなので、立山の紅葉としては今が一番最高の時期なのでしょう。
帰りは雷鳥沢を通り、地獄谷、みくりが池を通過して室堂ターミナルに到着。室堂ターミナルを起点に立山三山を縦走し、1周して来た事になります。蒲鉾太郎もよく歩いたと思います。
息子と2人で同じ感動を共有し、忘れられない良い思い出となりました。