2009.10.08
台風一過の一日
台風が心配で朝7時前に外の景色を確認すると、思ったより静かな朝でした。しかし7時30分頃から風が強くなって来て、雨も横に振りだし、いよいよ来たな…と身構えましたが、8時過ぎには写真の通り青空も見えたりして、ちょっと拍子抜けの感じでした。一方JRは静かな雰囲気とは違い運休が相次いで駅は大変な状態のようでしたね。僕達はバスでの行動だったのである意味助かりました。
今日は三鷹光器株式会社さんに行ったのですが、ここは知る人ぞ知る大変有名な会社です。もちろん優秀な会社として有名な訳で、会長さんのお話を伺うことが出来て勉強になりました。町工場から世界の最先端技術企業としての地位を築き、その開発精神は尊敬の一言です。よくテレビで見るスーパードクターが使っている脳神経外科手術用の顕微鏡スタンドは、米国市場で70%以上のシェアで、大変な信頼を得ているそうです。実際に僕も触って動かして見ましたが、凄い顕微鏡の性能!その他にも色々新技術があり、モノ作りの原点というかマインドを感じました。その後、北青山にある先端技術館@TEPIAという施設に見学に行きました。財団法人という事で、今流行の天下り先の施設なのかな…など余計な事を考えて行きました(^^;)。展示内容は最新の技術が紹介されていて、理科系離れが叫ばれる時代、子供たちに見せるには良い施設だと思いました。しかし入場料無料で、入館者もけして多いとは思えないこの施設…財源はどうなっているのだろう?なんて事もどうしても目が行ってしまいます。それはさておき良い経験になりました。
予断ですが昼食は皇居の二重橋近くで、楠公レストラン という処に行きました。食べ終わって外に出ると、そこには立派な銅像が立っていて初めて見ました(^^;)。こんな所にこんな銅像があるなんて知りもしませんでしたね。日本人より外国からの観光客の皆さんの方がよく知っている感じです。空は台風が嘘のような青空でした。
この銅像、上野恩賜公園の西郷隆盛像、靖国神社の大村益次郎像をもって東京の三大銅像と呼ぶらしいです。そしてこの銅像は誰かというと、楠木正成との事。
ネットで調べてみたら、”元弘の乱”で、後醍醐天皇に応じて赤坂城に挙兵しますが落城。翌年の冬に再度挙兵、千早城で幕府の大軍を引き受けて悪党的戦法で悩ませました。これらの軍功で建武政権下で河内国司、河内・和泉両国守護となりました。建武3年=延元元年(1336年)2月、関東から上洛した足利尊氏を九州へ敗走させましたが、5月に尊氏の東上を摂津国湊川(現:神戸市兵庫区)で迎え討ち敗死してしまいました。43歳。
と書いてありました。
飛行機は遅れに遅れましたが、無事に富山に帰って来れて良かったです(^^)。