2010.01.28
蒲鉾業界
今週は蒲鉾業界の用事が色々ありました。富山県蒲鉾組合青年部(蒲友会)の新年会と、全国蒲鉾組合の資源委員会です。蒲鉾業界の繁忙期である12月を乗り越え、久しぶりに業界仲間に会って色々と情報交換が出来ました。各社地域によって経営スタイル、販売スタイルが違うので、一概に蒲鉾業界はこうだった・・・という事は語れませんが、それぞれ知恵と工夫で12月を乗り越えているのは事実だし、日本における練り物という食べ物が、日本人の伝統と文化に間違いなく根付いているという事は再確認できました。原料問題で蒲鉾業界の将来を悲観する人もいますが、蒲鉾業界は奥の深い強い世界だと感じます。話題で多かったのは販売価格のデフレ。しかも、その先頭を切って信じられない価格破壊、低価格競争を演じているのが富山県だという事も分かりました。そして、安くしたから売れるという訳ではない事も分かりました。百貨店、スーパーなど販売方法は様々ですけど、何とかこのデフレは、どこかで修正されるような方向に行って欲しいですね。