2010.02.07
上海で徒然なるままに…2
ホテルからバスに乗って話題の浦東に向かいました。黄浦江の真下を通るトンネルを抜けると、上海という頭にあるイメージがそのまま車窓から見え、とにかくビックリ、とてつもない高層ビル群に圧倒されました。蒲鉾太郎から聞いていた、07年富山JCの事業で上海に行った時に登ったという421mのジン・マオ・タワーの隣には、08年に完成したという492m森ビル!真下から見上げて、本当に首が痛くなりました・・・。
そして展望台に登って見えた景色は、高い場所が好きな蒲鉾丹右衛門としては、過去に経験のない圧倒的な風景でした。有名な東方明珠塔やジン・マオ・タワー、全てを見下ろせるこの風景、正直デジカメでは上手く撮れませんでした(^^;)。天気が悪かったのと、空気が汚いので遠くまで見えないところが難点ですが、それでも信じられないような景色が360度見渡せるこの展望台には感動しました。
ここは中国経済発展の象徴のような場所ですし、上海万博を目前に控えて、高層ビルの建築は止まる雰囲気は全く無し!工事現場の数たるや日本の現状と比較すると言葉もありません・・・。
その後、黄浦江対岸に広がる外灘に移動。個人的には楽しみにしていたスポットなのですが、行ってビックリ、上海万博開幕目指して、工事、工事、工事!雰囲気台無しでした。中国に行って感じるのは、見える所だけ極端にキレイにするというか何と言うか・・・、上海万博に世界中から観光客が来る事を考えると仕方ないですかね。
しかし、5月開幕という上海万博に本当に間に合うのでしょうか?間に合わすのが中国とも言えますけど。期待外れの外灘から南京東路の方に来ると、今度は人、人、人・・・、地元の人、地方の人、海外からの人、凄い人が歩いている。食品売場も人、人、人、羨ましい活気。人口減少に不安を抱える我々からは想像出来ない人のパワー!これは上海万博の時には一体どんな状況になるのか・・・なんて考えながら歩いていました。
今回の上海初訪問は、上海経済の現状と勢いを肌で感じる本当に良い機会になりました。