2010.05.26
感染爆発
宮崎県の口蹄疫に関して、連日テレビやニュースで目にしますが、事態が良い方向に進んでいないようで心配が募るばかりですね。畜産家の皆さんの悲痛な声を聞くと、何ともやりきれません。また、観光産業や経済活動そのものにも影響が出ているようで、家畜伝染病という範囲を超えた大規模災害になっていると感じます。今となっては国が悪いとか県が悪いとか、大臣がどうだとかという問題ではなく、まずはこの混乱を収束させて欲しいと思います。もし九州全体、日本全体に広がったら大変な事になります。殺処分された家畜も気の毒ですが、それを埋める場所がなくて放置されているというニュースも頭が痛い。しかもこの放置が感染爆発の原因の一つになっているというのだから目も当てられません。随分前の狂牛病パニックの時とは雰囲気が違うように感じますが、狂牛病は魚業界や色々な分野へジワジワと影響しました。今回の問題も長い目で見ると、必ず肉とは違う業界へ影響が出るはずです。業界によって短いスパンで出る所と、長いスパンで出る所と差はかなりあると思いますが･･･。とにかく早く落ち着くのを祈るばかりです。