河内屋社長ブログ蒲鉾丹右衛門の徒然なるままに…

2010.06.04

原料高

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昨日は全国蒲鉾水産加工業協同組合連合会(全蒲)の第2回資源委員会に出席して来ました。この委員会は毎回出席率が高くて全国から蒲鉾屋さんが集って来ます。現在、蒲鉾の原材料がまた上昇の危惧があり、一方で製品販売価格が相変わらず下降傾向。原料インフレ、販売デフレと揶揄されています。品質を向上、あるいは維持するには各社の企業努力、モラルが試されていると言っても良いかもしれません。とにかく美味しい蒲鉾を作るために努力したいと思います。それにしても蒲鉾の原材料というのは養殖魚ではなく天然魚なので、自然の状況や環境に大きく左右されます。そして燃油などの経費が上がるとさらに影響を受ける。自然のものなので安定的に、いつもの海域で、いつもの時期に、いつもの量が獲れるという事は不可能です。そういう環境の中で蒲鉾を作って行く訳ですから、これからも大事に魚を使って行きたいと思います。