2010.07.16
集中豪雨
島根や岐阜の集中豪雨による被害状況は本当にひどい。亡くなった方や行方不明の方もいるとの事で心配です。現段階でだいぶ水が引いていますが、ピーク時の映像を見ると恐ろしいです。日常の風景からはまるで想像できない光景でした。実は2004年の夏、新潟県と福井県で起きた同じような集中豪雨による河川増水で、同じような光景を自分の目で目撃しました。景色は泥にまみれた茶色い世界。自分の身長以上に水が押し寄せた場所もありました。床上浸水や床下浸水、あるいは土石の被害、泥に埋まった車など今でも記憶に残っています。真夏の気温が高い時にボランティアで現場に入り、肉体労働をやりましたが、作業しても作業しても果てしなく残っている泥を見て、心底途方に暮れたのを覚えています。また、床下浸水で被害が少ないように見える民家でも、中に入ると臭いが強烈で、畳など全部めくって泥の撤去をしました。現場には自衛隊の部隊や車両も多く来ていて、他にも感染症を防ぐために保健所関係の人も多く、物々しい雰囲気で大変でした。今回の現場もこれから真夏に向かって相当大変な状況であると想像できます。色々な人の応援で何とか少しでも早い復興を祈りたいです。