2011.01.22
ISO22000(食品安全マネジメントシステム)の審査
20日(木)、21日(金)と2日間かけて、河内屋で取得している食品安全マネジメントシステムISO22000のサーベイランス審査が行われました。昨日に関しては早朝の5時30分より現場での審査があり、蒲鉾を製造する一番最初の工程であるライカイ工程からチェックされました。
製造現場では、主に蒲鉾製造工程における安全な製品の計画及び実現が出来ているか?河内屋で想定しているリスクに対して、リスク管理など出来ているのか?決められたルール通りに作業されているか?などなど多岐に渡ってチェックされたり、質問されたり・・・。基本的にはいつも通りの事をきちんとやる事が大事であり、この日だから特別に何か違う事をやるという事は全くありません。日頃から品質に関して取組んでいる事を見てもらいました。
8時近くなると次々と社員が出勤してくるのですが、工場への入室の際の手洗いなどの行動も一人ひとりチェック。きちんと衛生的な行動が出来ているか?細かい点も見て行かれました。その他、ここでは書ききれない事を2日間に渡り審査をされ、それぞれ対応は大変ですが会社にとっては良い勉強だと思っています。富山県の蒲鉾業界ではISO22000を取得しているのは河内屋だけです。全国でも取得している所は少ないというのが現状です。また、河内屋では他から取得を迫られたという事も全く無いのですが、何もしないでいると甘い方向、都合の良い方向に行動しがちなので、自らをチェックする、お客様から信頼を得るという目的で工場全体でISO22000、食品安全マネジメントシステムの維持、継続に努力をしています(^^)。河内屋のかまぼこ工場は創業から64年も経っているので、大変古いのは事実ですが、少しづつ手入れして大事に使って来ました。審査員からも古い蒲鉾工場にしては大変きれいだと評価されています。これも日頃からの整理・整頓・清掃・清潔・しつけの5Sを徹底的に取組んでいるので、その成果だと思います(^^)。