河内屋社長ブログ蒲鉾丹右衛門の徒然なるままに…

2011.09.15

全蒲青で工場見学

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全蒲青の全国大会など大きなイベントの楽しみの一つにオプショナルツアーがあります。だいたい2コースあって、工場見学や商業施設見学のコースか、その土地の有名ゴルフ場でのゴルフというパターン。僕はゴルフをあまりやらないので工場見学のコースをいつも選択します。今回はまず魚肉ソーセージを製造している林兼産業さんに伺いました。

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スーパーで見かける馴染みの商品でもありますが、蒲鉾とは作り方が違うし、1本を製造するスピードも完全に自動化されていて早い!この世界の価格競争は激しい事は理解していますが、ここまでしないと勝てないんですね。工場建屋は大変歴史のある古い工場でしたが、衛生面は色々工夫して取り組んでいる姿が印象的でした。
2011年9月14日工場見学2.jpg
それにしても今回の工場見学参加者は多かったなぁ・・・。これだけ多い人が参加するのは、僕は初めてのような気がします。そして工場見学の次の行き先は、明太子などを製造している はねうお食品さん。はねうお食品さんはHACCPも取得していて衛生管理にも積極的に取り組んでいる会社でした。明太子と言えばスケソウダラの子が原材料。スケソウダラの身を原材料にしている蒲鉾業界とは親子の関係です。初めて見ましたが、機械製造の真逆、見事に全てが手作業でした。
2011年9月14日工場見学3.jpg
なぜ手作業なのか?という事は現場を見て一目瞭然。魚卵は非常にデリケートで油断すると直ぐに傷が付いて売り物にならなかったり、明太子はかなり手間暇かかる製品だと思いました。なぜスーパーで売っている明太子の大きさが一定なのか?という事も作業風景を見て理解できました。この作業は機械では絶対に無理です。作業員の皆さん、包丁を使って上手く作業していました。
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今回の工場見学は機械化が進んだ水産加工品と、手作業で加工している水産加工品を両方見る事が出来て良い勉強になりました。企画をして頂いた山口県蒲鉾組合青年部の皆さんには本当に感謝したいと思います。工場見学終了後は、下関の観光スポット、唐戸市場・カモンワーフにて昼食を兼ねた見学。天気に恵まれた事もあって最高の景色でした。こういう観光資源が街にあるというのは羨ましい限りです。
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