2011.10.03
蒲鉾丹右衛門in城下町長府
先月、全蒲青(全国蒲鉾青年協議会)の全国大会が山口県下関市で開催された事は、このブログでも紹介しましたが、実は紹介出来なかった件があるので思い出編としてアップしておきます。というか自分の記録としてブログにアップします(^^)。9月13日の大会当日ですが、11時からの役員会議まで時間があったので1時間だけ城下町長府の観光に行って来ました。
最初に訪問したのは上の写真、下関市立長府博物館です。ここには長府毛利家の遺品や坂本龍馬起草の「新政府綱領八策」など幕末維新ものがあり、本当はじっくり見たかったのですが、いつもの速攻観光で周り、直ぐに功山寺に向かいました。
功山寺は日本最古の禅寺様式を残した国宝の仏殿という事ですが、そんな事よりも僕にとっては高杉晋作が挙兵した寺として興味があったので訪問しました。境内には馬上姿の晋作の銅像があって、この銅像の写真を撮るのが目的でした。
結局今回の旅で、高杉晋作の銅像は2つとも見る事が出来ました。その後は長府毛利邸に寄って、中には入る時間は無かったのですが、しっかり門前で写真だけは撮りました。
この毛利邸の周辺は城下町らしく、昔ながらの風情が今も残っていて、とても雰囲気が良く時間があればゆっくり散策したかったです。こういう雰囲気をしっかり守っている姿は、住んでいる方たちは大変だと思いますが、観光にとっても歴史を守るという観点からも非常に良い事だなと思います。
途中の帰り道に、明治天皇に殉死した乃木希典を祀る乃木神社に立ち寄りました。ここでは蒲鉾太郎と蒲鉾娘の学業のお守りを買いました。10時から11時までのたった1時間の観光でしたが、思い出に残る初山口県の旅でした。こういう歴史的な観光資源が豊富にある地域は羨ましいと思いますが、現地には現地の悩みも色々あるようで、地方の観光産業はどこも大変なんだな・・・という事は実感しました。それにしても今回の下関訪問、山口県の蒲鉾パワーと豊富な観光資源にビックリの連続でした。またいつか観光だけでゆっくり訪問したいと思った素敵な街でした。