2011.10.12
ISO22000のサーベイランス
河内屋ではISO22000(食品安全マネジメントシステム)を取得して運用しているのですが、この運用がなかなか大変で、定期的に審査機関のチェックを受けなければなりません。今回は2回目のサーベイランスでした。一番大変なのは蒲鉾工場長なのですが、日頃から細かく管理してくれているので、今回も特に大きな問題も無く終了する事が出来ました。蒲鉾業界にとってもこれから繁忙期を迎える訳ですが、お客様に美味しい蒲鉾を提供するのは当然として、さらに当たり前である安全で安心して食べて頂く事が出来る商品を提供する事が食品会社の使命です。そういう意味で今年は食品業界にとって悩ましい出来事が多かったです。過去にも様々な問題や苦難を経験してきた食品業界ですが、今年は特に驚くような出来事が多くて、食の安全安心を今まで以上に考えた年でもありました。食品を製造している会社の責務は会社の大小は全く関係ありませんし、規模が言い訳にもなりません。どんな会社であろうが食品を提供している以上は安全安心なものを提供しなければならないという事を肝に銘じなければなりません。問題は会社全体で共有できるかですね。正社員もいればパートさん、バイトさんもいます。ベテランもいれば新人もいる。河内屋も地方の小さな蒲鉾屋ですが、基本を忠実に守り、高品質の蒲鉾を提供する努力を今後もして行きたいです。