河内屋社長ブログ蒲鉾丹右衛門の徒然なるままに…

2011.11.25

お歳暮の申込みが増えて来ました!

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2011年11月25日河内屋包装紙.jpg

百貨店のギフトセンターも開設され、例年と変わりなくお歳暮商戦が先週からスタートしています!河内屋も例年の通り冬のカタログ発送が終わり、今週は本格的にお歳暮の注文が入って来ていて、本当にありがたいことだと感謝しています(^^)。特に今年は3.11大震災の事もあって絆やつながりが見直された事もあり、日本人特有の文化であるお歳暮に注目が集まっている感じがしますね。日頃会えない大切な方へ美味しい蒲鉾を贈る・・・河内屋もそういった自覚を強く持って仕事をして行きたいと思います。また、最近全国で河内屋の蒲鉾や鮨蒲が紹介されて、新しいお客様も増えて非常に嬉しいです!初めてのお客様からはよく河内屋の包装紙に何が書かれているのか?などご質問も頂きます。河内屋ホームページにも掲載されているのですが、せっかくですのでこのブログでも内容を紹介させて頂きますね。包装紙のデザインは創業以来使用しているもので、ギフトやお土産にも大変好評をいただいています。包装紙の漢文は、下記のような内容が書かれています。
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「宗五大草紙」という文献の説に拠れば、蒲鉾は、這種魚(水底を這う魚)を蒸したもので、もともとは鯰の肉を用いてつくったものであり、蒲の穂のような形にしたという。
「雍州府志」という文献の説に拠ると、先ず海鰻肉(鱧)を細かく打ちくだき、石臼(すり鉢のようなもの)で練り、再び上鹽(上等な塩)を加え、然る後、圓い竹の莖を中心にして手のひらで外の面に塗り焼きつけて出来上がる。それを蒲鉾と言った。我們がいうところの竹輪が(蒲鉾の)古い製法で、現在の杉板を用いたもの、これは近代的製品である。さらにつけ加えると、「運歩色葉集」(辞書)にある「蒲穂子」という名称が最初に現れたものである。最初の蒲穂子は今の焼竹輪に相当する。鯰の肉は純白美味なのに形が醜いが為に、磨碎して見栄えを良くした。後に這種魚の製法は、海の魚へと到った。