2012.04.20
蒲鉾丹右衛門inバンコク2
工場見学の1日目はシーロイヤル社に行って来ました。僕自身はシーロイヤル社には初めての訪問だったのですが、バンコク市内中心部からバスで約1時間ほどかけて到着し、時間をかけて魚の受入からすり身製造、最終パッケージ工程まで見学する事が出来ました。工場はHACCP対応の素晴らしい工場で衛生管理、品質管理は行き届いていて、日本の同じ目的とした工場と比較すると太刀打ち出来ないほど優れていました。以前にも他の工場に訪問しているので想定の範囲内ですが、より衛生面、品質面が向上している印象を持ちました。
工場内の問題よりもやはり心配は漁師が獲ってからの市場、工場までの温度管理、品質管理が暑い国だけに一番のポイントなのでしょう。見た限りでは十分な氷を打ってあり魚の鮮度も良い感じでした。異国の工場ですが、日本の蒲鉾業界にとって大事なパートナーなので今後もお互いに良い製品を作りたいと思いました。
工場見学後に遅めの昼食を食べましたが、なかなか良い雰囲気のレストランでした。場所が全く説明できないのですが、蒲鉾業界の旅で楽しみの一つは食事です。各地域の話を色々できて大変有意義な時間でした。そしてバンコク市内に帰る途中、スーパーマーケットの視察。ここでアクシデント!何とバスのブレーキが故障したとの事で、予定より1時間ほど足止めを食いましたが、それはそれでまた色々なメンバーと話が出来て楽しかったです。海外に行ったら全てがネタになるので、これも思い出でしょう。夜はお決まりのパッポン通りにタニヤ通り・・・これもやっぱりタイですね!