河内屋社長ブログ蒲鉾丹右衛門の徒然なるままに…

2014.01.30

フェルメールの世界

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2014年1月30日フェルメール1.jpg

 昨日で終了した「フェルメール光の王国展 in TOYAMA」。フェルメール全37点が一堂に見れるという本物なら絶対にありえない企画なのですが、最新のデジタル印刷技術で本物と同じ大きさ、質感、色彩で再創作したものの展示会でした。世界的にファンの多いフェルメールだけに多くの皆さんが見に来ていて、僕も先日何とか見て来ました。
 正直、いくら最新のデジタル印刷と言っても絵から伝わる迫力やメッセージ、何よりもオーラは全くありませんでしたが、一堂に37点を時代に合わせて比較したりしながら観る事が出来たのは良かったと思います。音声ガイドの小林薫さん、宮沢りえさんも良かったです。その他、創作に関わる色々な資料もあり興味深い展示会でした。
 下の写真は、昨年メトロポリタン美術館で鑑賞した本物の「少女」です。上のポスターにも使われている誰もが知っている「真珠の耳飾りの少女」と比較されがちな作品ですが、本当に素晴らしい絵でした。この他にもフェルメールの本物を見る事が出来ましたが、美術館の雰囲気や本当に近くでゆっくり鑑賞できる環境の影響もあってか非常に感動しましたね。
 今回の機会で改めて本物の「真珠の耳飾りの少女」を鑑賞したいと思いました。あまり詳しい知識もありませんが、知識など関係なくやっぱり本物を観るというのはパワーをもらうというか、価値があるというのか、素晴らしい事なんだと再認識したひと時でした。
2014年1月30日フェルメール2.jpg