2014.07.18
金沢百番街「あんと」がオープン!
この日の為にどれだけの時間とお金・・・何よりも情熱を注ぎ、気遣い、配慮をして来たのだろう?と考えると、長かったような短かったような何とも言えない感覚なのですが、まずは無事にオープン初日を迎える事が出来たのは、本当に嬉しい事で河内屋にとっても記念すべき日だったと思います。
ここまで様々な関係者にお世話になり、応援してくれた全ての方々に心からの感謝を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました!
河内屋の新しい店舗とスタッフは上と下の写真です。写真では上手く撮影できなかったのですが、実物は本当に素晴らしい店舗になっています。ぜひご来店頂きたいと思います。
さて、今回の金沢百番街「あんと」のオープンは、旧おみやげ館と旧あじわい館を半年間かけて一体化した大規模なものでした。これは単に耐震補強や古くなった施設をリニューアルするだけというものではなく、2015年3月に開業する北陸新幹線開通後を見据えた大型プロジェクトであり、北陸の玄関口として威信をかけたJR西日本グループの凄まじい決意と、新幹線時代への積極的な攻めの姿勢を十分に感じる商業施設だと感じています。この「あんと」のオープンは、そういう意味で周辺商業施設はもちろんの事、富山、福井まで影響を及ぼすでしょう。
今回、スタートの78店舗の中に北陸富山の蒲鉾屋として出店出来たのは、本当にありがたい事でJR西日本グループ、金沢ターミナル開発の関係者の皆様には感謝の言葉しかありません。今後は「あんと」が盛り上がって行く為にしっかり頑張って行きたいと思います。
さて、オープニングは大変多くの方がご来館されました。10時オープン前の微妙な緊張感に包まれた館内、オープン後の怒涛の入場者が行き交う瞬間に立ち会えたのは良い記念になりました。館内はとにかく広く感じます。遠くまで見通せる設計、レイアウトは非常に雰囲気も良く、訪れた皆さんは口々に素晴らしいね~という言葉を口にしていました。しかし、店舗の場所が以前から全く違う世界になったので、お目当ての店舗に行くのにだいぶ探している方もいましたが、またそれも楽しい感じでしたね。
当日は「あんと」完成記念パーティーもあり参加して来ました。出店テナントはもちろんの事、工事関係者も含めて大変多くの皆さんが参加していました。ここまで先頭に立ってリーダーシップを発揮されて来た辻子社長の晴れ晴れしい笑顔が印象的でした。
御来賓は市長や商工労働部長など多くの方が来ていましたが、マスコミの取材陣も非常に多くてその関心の高さを感じました。やっぱり金沢の北陸新幹線にかける期待も意気込みも凄いモノがありますね。富山駅も工事が進んでいますが、ハード面は日に日に変化が激しいと思いますが、まだまだソフト面の準備や盛り上がりが足りないのかもしれません。魚津にいるとなおさらですが、観光産業に携わる者としては、心配事が多いのも事実です。
富山駅高架下の具体的な開発はこれからです。今後一気に加速化して行くと思われますが、河内屋もしっかり準備と対応をして行きたいと思います。ライバルも多いので大変なのですが、正々堂々と勝負して行きたいと思いますね。
下の写真はパーティーでの余興の様子。金沢のパーティーに出席するといつも思うのは、富山と違って華やかなのですよね。芸事を極める世界が奥深い。またそれを応援している文化もある。僕などはなかなか入って行けない世界です。こういう世界も含めて、これからの新幹線時代、全国、世界から金沢に多くの方が訪れます。訪れた方がガッカリしないような「おもてなし」をしっかりやって行かねばと心を新たにした一日でもありました。