2014.11.24
第53回農林水産祭、新嘗祭に参加させて頂きました!
今年の2月の事ですが、第62回全国水産加工たべもの展にて河内屋の「太巻かまぼこ(昆布巻)」が大変名誉ある農林水産大臣賞を頂きました。その際は大変多くの皆さんにお祝いのメッセージを頂き、本当に嬉しかったです。当社としても非常に嬉しい衝撃的な出来事だったので(3月4日ブログ)(3月21日ブログ)(3月25日ブログ)(4月17日ブログ)と受賞関係のブログを4回も書きました。
そして今回、全国の色々な品評会で農林水産大臣賞を受賞した皆さんが、平成26年度(第53回)農林水産祭と新嘗祭に参加できるという事で案内状を頂きましたので、滅多にない機会なので会社を代表して蒲鉾女将と2人で参加して来ました!
集合場所は明治神宮南参道入口の鳥居なのですが、全国から参加者が集まるので担当の方が都道府県の旗を持って待ち構えていてくれて色々とお世話をしてくれました。この担当の方、偶然にも魚津出身の方という事で大変ビックリしました。そして明治神宮御社殿に入り、新嘗祭というものを初めて体験しました。この新嘗祭という行事は、11月23日に宮中をはじめ全国の神社で執り行われ、その年の稲をはじめとする作物の収穫を祝い、神々からの恵みに感謝をする祭儀です。日本書記などにも出て来る古くからの祭儀ですが、終戦後は新嘗祭の伝統精神を継承しながら、勤労の尊さを重んじて農作物その他一切の生産物の恵みに感謝する「勤労感謝の日」と定められて今日に至っているそうです。今まではあまり縁がなかったので詳しくは知りませんでしたが、そういう意味でも今回は良い経験をさせて頂きました。これも日々頑張ってくれている社員のみんなと、お客様をはじめ取引先も含め、河内屋を応援してくれている全ての皆さんのおかげだと思います。
新嘗祭参列後、御社殿を後にして明治神宮会館へ移動しました。この日は晴天という事もあり多くの観光客や海外からの観光客もずいぶんいました。その他、厄除けや結婚式など色々と行事があるようで明治神宮の関係者も忙しそうでした。
明治神宮会館では富山県の席も決まっており、指定された席で待ちましたが、主役は天皇杯、内閣総理大臣賞、日本農林漁業振興会会長賞の3賞を受賞された皆さん。7部門の各分野から選出された皆さんにそれぞれ授与が行われました。全国には素晴らしい仕事、取組みをされている人がいるんですね。改めて刺激を受けるとともに、今後も味や品質にこだわった商品作りをしていかなければならないと思いました。舞台に置いてあった天皇杯は本当に輝いていました。そして果てしなく遠く見えたというのが実感です。
正面ロビーには、3賞はもちろんの事、農林水産大臣賞受賞者の名前がずらり並んでいました。品評会の会場や表彰式に出ると農林水産大臣賞はその会のトップで誇らしいですが、ここに来ると農林水産大臣賞だらけ・・・各分野で色々な品評会や展示会があるのだという事も改めて知る事が出来ました。
それでも創業以来初めてここまで来た訳ですから、大変名誉な農林水産大臣賞を頂いた事は本当にありがたい事でした。しかも全国蒲鉾品評会ではなく、全国水産加工たべもの展というのも河内屋らしい出来事だったかもしれません。そして富山県蒲鉾業界を代表する「富山名産昆布巻かまぼこ」が、評価された事も大変嬉しい出来事でした。創業者である初代、そして2代目も喜んでいるはずです。今後もしっかり頑張って行きたいと心新たにしました。