2015.08.21
ハノイで徒然なるままに…#2~ドンスアン市場
面接終了後、採用者を決め色々な打ち合わせをしているとあっと言う間に時間が過ぎました。採用が決まった瞬間の顔は、いつも思いますが満面の笑みと安堵と感動で一杯の様子が伝わって来ます。それと同時にこっちは責任と重責を感じるのもいつもの事。このご縁が素晴らしいものとなるように努力することを改めて思いました。
全ての予定が終了して、その後の予定は特に何も考えていなかったのですが、蒲鉾女将がベトナム料理の春巻用の皮を買いたいという事で、旧市街地にあるドンスアン市場を訪問しました。
ドンスアン市場はホアンキエム湖の近くに広がるハノイの旧市街地にあります。建物の中に入った瞬間、正直言ってここで買う物があるのだろうか?という全体的に混沌とした雰囲気に包まれました。比較的、アジアのこういう所は慣れているので特に驚きは無いのですが、とにかく日本の店とは全く違う世界です。
この市場は上の写真の通り生地や衣料品、アクセサリー、民芸品、革製品、化粧品や靴・・・もちろん食品も含め何でもありという感じの場所です。ハノイの中でも古くて規模が大きな市場との事。観光客向けというよりはハノイ市民の利用する場所のようです。確かに観光客が買うものは見当たりません。
食品に関しては乾物が多いように感じましたが、とにかく匂いが強烈。そして何の乾物なのかよく分からないものが多かったですね。海老やイカらしきものは分かりますが、あまり試食をする気にはなりません。しかし食品に限らず、売り子の女性たちは熱心に声をかけてきます。もちろんベトナム語で。一方で全く外国人には無関心という売り子さんたちも多数。活気があるようで無いような、本当に不思議な空間でした。
市場の中をだいぶ歩いて何とか目的のものを探し出しました。品質が良いのか?他にないのか?など色々と思う事はありつつも、いくつかの種類を買う事が出来ました。感覚としては安いですね。お金の単位が大き過ぎて戸惑うベトナムの通貨ですが、何とかやりとり出来ました。
前回のハノイ訪問時はこのドンスアン市場の前を通るだけだったので、今回は建物の中に入り実際に買い物出来て良い経験になりました。買った物がどうだったのか?という報告はチャンスがあればまたブログで書きたいと思います。