2015.08.26
久しぶりに蒲友会に参加!
蒲友会(富山県蒲鉾組合青年部)が主催の講演会が開催されたので久しぶりに参加して来ました。なぜ久しぶりなのかという言うと、僕は既に青年部ではないからです。各種団体の青年部という居心地良い世界からほとんど引退している身としては、若いメンバーが頑張っている世界は良いですね。当然シニアとしては運営や内容に関して色々と言いたいことがある時もありますが、そこはぐっと我慢するのもまたシニアの世界なのでしょう。
さて、今回のテーマは「富山のかまぼこの歴史」という事で、講師は株式会社梅かま 代表取締役専務 高野隆司氏でした。高野氏が昨年度フードマイスターを受賞されたという事での記念講演という位置付けだったようです。他県とは色々と違う歴史的な背景がある富山の蒲鉾文化。全国的に有名になった富山名産昆布巻かまぼこ、そして富山独特の食文化である細工かまぼこに関して、改めて理解を深めることが出来ました。その他、県内すべての蒲鉾屋が作っている「やわらか」という商品。この蒲鉾も富山県独特の商品だと思いますが、もともとは江戸時代の製造方法の名前だったとの事。当時の製造方法がそのまま商品名として残ったという話は初めて聞きました。かまぼこという日本の伝統食品は本当に奥が深いと思います。