2016.06.23
台湾で徒然なるままに・・・#3 高雄で商業施設の視察
今回のJR西日本グループの視察は、広島、米子、大阪などからそれぞれの駅ビルなどで営業している関係者の集まりで、僕は金沢チームの一員(実際はとやマルシェの関係者)として参加しました。という訳で食事は毎回約180人の大人数での食事。久しぶりにこういう大きな団体旅行に参加しました。自由に好きなものを食べることは出来ませんが、日頃お世話になっている関係者とコミュニケーションを図るには良い機会です。
高雄では2つの商業施設を見学しました。1つは儀大アウトレットモール。小高い山の上に建設された一大レジャー施設です。運営している企業は台湾でプロ野球チームも所有していて、幼稚園から大学、そしてホテルや病院まで運営しています。このアウトレットモールは高雄の中心からは相当離れた不便そうな場所ですが、入店するブランドは300店以上で非常に人気のある商業施設だそうです。店舗の様子は写真を撮りずらかったので、通路にあるオブジェを撮影したのが上の写真。とにかく規模が大きくて一日中ここでお客様を引き止めるための工夫が色々とありました。アウトレットに観覧車は付き物なのか、ここでも見上げると大観覧車。
もう1つは高雄でも一番古い百貨店の夢時代へ。とにかく施設が大き過ぎて移動するだけで大変でしたが、ここは儀大アウトレットの観光客に比較すると地元のファミリー層が多い施設でした。サービス面では日本とは微妙に違いますが、いずれにしても店舗が多くて競争が激しそうです。
昔の日本のデパートの影響を受けているらしく屋上には遊戯施設があって、やっぱりここにも大観覧車がありました。ここでは様々な台湾ブランドや海外ブランドが集まっていて地元で暮らすには便利な空間なのでしょう。しかし日本の食品専門店のようなフロアはありません。やはり日本の食に関わる専門店というのは日本独特の文化なのでしょうね。インバウンドが日本でというか、北陸で食にお金を落とすにはどうすれば良いのか悩むところです。