2017.01.13
地元新聞に大きく2つの話題・・・
13日の金曜日!だからでもないでしょうが、北日本新聞に新川地域(魚津、黒部、入善、朝日)の話題が大きく2つ出ていました。1つはアピタ黒部店が8月20日までに閉店というニュース。理由は競争激化で売上低迷だからだそうです。確かにここまでスーパーが必要か?というくらい近隣地域には食品スーパーが多いですからね。チラシを見ていても価格競争なので、富山県は食品のデフレが止まるどころか進んでいる印象を受けます。
そしてもう一つの大きな記事が上の写真。めずらしく蒲鉾業界と言うかすり身業界の話が出ていましたので思わずじっくり読んでしまいました。内容は僕も大好きな「丸十」のすり身(魚津の高岸商店さんが製造している商品)がスーパーの店頭から消えているとのこと。理由は原料となるニギスが不足しているためです。ニギスに関してはこの数年漁獲が減って本当に少ないです。近海ものまで探しても必要な量が手に入りずらいというのが現実です。当社でも以前はニギスを利用した商品を作っていましたが、当社が求める品質の原材料が安定的に手に入らなくなったので、その商品は製造を中止してしまいました。姿、形が一緒でも味や品質が落ちれば作る意味が無いですからね。さらに北陸のこの時期は天候も悪いので漁にも出れないという悪循環。しばらくは食卓や飲み屋のメニューから無くなるでしょう。生産が開始されるまで少し我慢するしかないです。
隣りには「かまぼこも苦境」という記事が出ていました。地元新聞に「かまぼこ」という文字が大きく出ることは滅多にないので直ぐに気付きました。もう少し良い話題で新聞に載って欲しいと思いますがね・・・。最初の話題、アピタ黒部店閉店の話とかまぼこ苦境という話はリンクしていると思うのは僕だけでしょうか・・・。