河内屋社長ブログ蒲鉾丹右衛門の徒然なるままに…

2017.10.30

HACCP義務化の流れで色々思うこと・・・

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2017年10月30日HACCP勉強会.jpg

 平成29年度HACCP導入基礎研修会が地元で開催されたので蒲鉾工場長と2人で参加して来ました。写真の通りそれなりに参加者が多い印象を受けました。HACCP義務化という言葉だけが先行して報道される中で、今までも様々な講習や研修に参加して来ましたが、未だにこの制度の真の姿が見えて来ません。それもそのはずで実際のところまだ国会にも法案が提出されていません。しかし徐々にその概要が分かって来たのも事実です。基準Aと基準Bというレベルがあるのですが、業界団体で作った手引書の通りに管理すれば基準BでもOK?という話も聞きますが本当のところはまだ分かりませんね。そもそも基準Bというのは主には飲食店などが対象だと思っていました。いずれにしても工場だろうが飲食店だろうが、まずはHACCPの考えに基づく衛生管理計画が必要です。もしかすると今後は営業許可書の条件に衛生管理計画の提出も義務付けになるかもしれませんね。
 今回、わざわざ質問してみました。「民間認証であるISO22000やFSSC22000を認証取得していればHACCP義務化には対応済み扱いなのか?」。答えは当たり前の返答でした。「ISO22000やFSSC22000を認証取得している施設は、HACCPの考えによるに衛生管理を既に行っているので、HACCP義務化に関しては全く問題ありません。」とのことでした。
 当社はそういう意味では富山県では初のISO22000認証取得企業です。取得したのが2007年6月ですので、運用して既に10年!導入に際しては色々な面で苦労しましたが、今では自信になっています。引き続き社員全員で取組んで行きたいと思います。