河内屋社長ブログ蒲鉾丹右衛門の徒然なるままに…

2018.03.06

外国人技能実習生について

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2018年3月5日ベトナム人技能実習生1.jpg
当社で働くベトナム人技能実習生の送別会と歓迎会を開催したことは先日のブログに書きましたが、新人2人は元気に河内屋工場デビューを果たしました。
本人たちも面接してからの期間、期待と不安が交錯するの中で一生懸命勉強に取組んで来たことと思います。ただ安心感があると思うのは、既にベトナム人技能実習生の先輩がいるということです。ベトナム人の若い世代はSNSでかなり密接に繋がっているので、色々なネットワークの中で顔を合わせる前から既に繋がっているという事実には本当に驚きます。
引継ぎも含め2週間ほど帰国する子たちと重なった方が良いと思っていたので、色々と計画をしていたのですが、実際に一緒に仕事を出来たのは1週間ほどでした。従って当社としては1週間だけ外国人技能実習生が過去最大の5名となりました。
2018年3月5日ベトナム人技能実習生2.jpg
トゥさんとフエンさんは無事に帰国したので今は3名体制で頑張ってくれています。新人のファンさんとフォンさんには、まずは魚津での生活に慣れてもらって、仕事と日本語を早く覚えて欲しいと思います。
ところで余談ですが、外国人技能実習生の話題をテレビや新聞でよく見かけます。見かける内容はほとんど残念なニュース・・・。
ガイアの夜明けで見た内容も酷かった。最低賃金以下で毎日15時間以上の労働を強いていたというものでした。この番組のスポンサーである日経新聞にも大きく出ていました。
今後、制度を悪用した変な会社が多発して来ると、受入れる企業に対しても様々な圧力というか面倒なルールも増えそうで少し心配ですよね。
この制度を利用して外国人技能実習生を受入れて約15年・・・母国の送り出し機関、日本の受入組合、日本の受入企業、そして当の本人、それぞれ特有の問題があって全てが上手く行くことは少ないと思います。しかし上手く行くように努力することが大事で、まずはトップから法令順守の徹底など大いに努力すべきだと思っています。
当社もまだまだ至らない点も多いですが、トラブルが無いように努力して行きたいと思います。