河内屋社長ブログ蒲鉾丹右衛門の徒然なるままに…

2019.01.04

2019年(平成31年)よろしくお願い致します!

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2019年1月4日干支かま1.jpg
明けましておめでとうございます!
今年もどうぞよろしくお願い致します!
さて、今年はどんな年になるのでしょうか?
仕事において気になるのは10月に予定されている消費税の動向です。
蒲鉾業界は食品なので8%ではありますが、世の中の景気や消費マインドに大きく左右されるし、何よりも繁忙期の12月前の消費税アップ・・・本当に心配ですよね。
加えて軽減税率・・・上手く機能するのか?対応出来るのか?
もちろん帳尻はきっちり合わせて対応することにはなるのでしょうが混乱や戸惑いも多くありそうです。
そして蒲鉾業界では原料の調達コストが下がる気配が無い!という重大な懸念事項があります。
当社が使っているメインの原料であるベーリング海のスケソウダラは、資源的には十分あるようで漁は心配では無いのですが、世界的にニーズが高まって取り合いという状況。
欧米では健康食品として大いに注目されているので、その傾向は今後ますます大きくなって行くと思います。
もう練り製品はスーパーで安く買う商品ではなくなって来ているのが現実なのです。
今後は少しでも付加価値を上げるような商品作りを意識して行かないと大変な時代になるかもしれません。我々も何とか知恵と工夫で乗り切らないと!と焦るばかりです。
それと人の問題・・・。
昨年から外国人労働者や新たな在留資格について大きな注目を集めています。
同時に技能実習生に関してもネガティブな報道がかなり目立ちます。
今のところ外国人技能実習制度は、当社にとっては有効に活用しながら機能しているので、この制度を上手く利用しつつ、新たな仕組みも積極的に勉強して行こうと思っています。
それにしても人口減少、高齢化、人手不足という問題は、思っていた以上のスピードで地方の中小零細企業に重くのしかかって来るような予感がしますね・・・。
その他、食品に関わる全ての事業者に求められるHACCPの制度化やキャッシュレス対応など、会社を取巻く環境は色々とあり過ぎ!
どれもこれもポジティブに考えるようにして頑張るしかないですね!
ということで今年も皆様、よろしくお願い致します!
2019年1月4日干支かま2.jpg