2024.09.01
震災遺構「仙台市立荒浜小学校」を見学しました!
佐々直さんの工場見学前に震災遺構に初訪問しました。
仙台市立荒浜小学校です。
仙台市中心部から東の海側に約10Km離れた場所にあります。
太平洋沿岸部に位置していて海岸からは約700m。
震災当時は91人の児童が通っていたそうです。
この校舎の2階部分まで津波が来たという事実に驚きました。
2階の外壁は船などモノが激突した後が残っていました。
校舎内の1階、2階は当時のままの姿が残されていました。
震災当時、2階まで津波に襲われましたが児童や先生は4階や屋上に避難し難を逃れました。
また地域住民も合わせて全員が救助された場所です。
当時、ヘリコプターで救助されている映像を覚えています。
4階の展示室には津波に襲われる以前の荒浜地区の模型が展示されていました。
以前はこのような風景だったということを想像しながら、屋上から今は何もない風景を眺めました。
地震の揺れも怖いですが津波の恐ろしさを改めて感じました。
津波に襲われた2011年3月11日(金)15時55分で止まっている時計が展示されていました。
津波前は体育館にあった時計だそうです。
その体育館は我々にはどの場所にあったのか分からないほど今は平地になっています。
あれから13年経ったということを感じます。