河内屋社長ブログ蒲鉾丹右衛門の徒然なるままに…

2024.05.18

釜山の練り製品メーカーの工場見学をして来ました!

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全蒲青の海外視察に煉心会(全蒲青OB会)も参加して釜山に行って来ました。

釜山には2015年5月に訪問しているのでそれ以来9年ぶりです。

今回は韓国の練製品メーカーの工場見学が出来るということで非常に興味がありました。

見学させていただいたのは株式会社セグァン食品さん。

プレゼン資料によると設立は1972年で、売上約255億ウォン(約29億円)、従業員88人という会社でした。

工場はまだ比較的新しいということで全体的にとてもきれいな工場という印象。

経営者は女性経営者で全体を通して非常に丁寧な対応をしていただいたなと思います。

カニカマ生産ラインは2022年1月に生産開始したという新しいラインでした。

当社のような手作り感満載の会社規模からすると圧巻の自動化製造ライン!

本当に凄いです。

基本的に生産技術、生産工程は練り物製品として世界共通なので知識の範囲内なのですが、製造している製品が全く姿、形が違うので色々と興味が湧くし、刺激を受けました。

最終製品の味と食感もまるで違いますが、釜山は「蒲鉾」や「おでん」が食文化として根付いている土地柄なので街には練り物があふれています。

ギフトで贈り物にする文化もあるようなので日本と同じようなマーケットで各社が競争していることも分かりました。

日本にもいずれ本格的に輸出してくるのかもしれません。

業界の視察では今まで主に魚からすり身を生産する現場を見ることが多かったのですが、海外のメーカーを視察することが出来たことは本当に良い機会でした。

アテンドをしていただいた松田産業の皆さんを含め、お世話をしていただいた関係者の皆さんに感謝したいと思います。

ありがとうございました!