2022.09.09
10年ぶりに全国蒲鉾青年協議会の全国大会に参加しました!
3年ぶりにリアルで開催された第42回全国蒲鉾青年協議会(通称:全蒲青)の全国大会に参加して来ました!
全蒲青は45歳で卒業のため、全蒲青の全国大会に参加するのは実に10年ぶりです。
ということで長崎まで行って来ました。
我々が原料にしている魚に対する「お魚感謝祭」、そして「記念式典」、本当に久しぶりでしたが全てに参加してとても新鮮に感じました。
記念式典には来賓として長崎県知事代理と田上富久長崎市長が参加されていました。
特に印象的だったのは、長崎県は全国屈指の蒲鉾処として市民に大変親しまれている蒲鉾を「かんぼこ」と地元では昔から言うそうで、「長崎かんぼこ王国」というPRをしています。
その王国の国王が長崎市長!ということで、田上市長がご覧の姿で挨拶をされました(笑)。
地域一丸となって応援している雰囲気があって素晴らしいですね。
その後、全蒲青と煉心会に別れそれぞれ総会。
僕はもちろんOB組織の煉心会の総会に参加しました。
そこで実は色々とありまして…。
それはさておき、全蒲青の新会長がコロナ禍の一番大変な時代に頑張った野中くん(野中蒲鉾)から河内屋くんに変わりました。
河内屋くんは、愛媛県宇和島の河内屋蒲鉾の社長です。
全国蒲鉾業界には河内屋という屋号を持つ蒲鉾屋が2軒あるのです。
株式会社河内屋(富山県魚津市)と河内屋蒲鉾株式会社(愛媛県宇和島市)。
ちなみに僕の苗字は河内(かわうち)ですが、河内屋くんは苗字がそのまま河内屋(かわちや)です。
その河内屋くんが全蒲青の第24代会長に就任しました。
そして新体制の執行部も紹介され、今後の活躍を期待したいです。
さて、私ごとではありますが、その全蒲青のOB組織である煉心会(れんしんかい)の総会で、村上さん(桂馬蒲鉾店)からバトンを引き継ぎ会長になってしまいました…。
微力ながら全蒲青を応援する組織として頑張って行きたいと思います。
とは言っても仕事はそんなにありませんが(笑笑)。
聞くところによると全蒲青も昔は200名以上いたのに今は100人を切る状態であるとか…。
原因は蒲鉾屋の減少、跡継ぎの減少、食の多様化、時代の変化とともに複合的にあります。
さらに蒲鉾屋に限らず今は経営環境が最悪です。
特に蒲鉾業界は原料問題も重なり頭の痛い状況が続き、全国各社厳しいです。
そんな中でお互いに情報交換や切磋琢磨出来る環境があることは良いことです。
偶然にも、現役チームの会長が河内屋さん、OBチームの会長が河内屋さんということでややこしいですが、これもご縁なんだと思いますので、今後ともよろしくお願い致します。