河内屋社長ブログ蒲鉾丹右衛門の徒然なるままに…

2022.02.19

アマビエ蒲鉾に願いを込めて!

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工場内を歩いていると大量のアマビエがいました。

この商品は職人が一つ一つ細かい線を描いて行くのですが、なかなか根気のいる作業です。

ましてや数が増えるとなおさらです。

なので製品とは言え、微妙に絵柄が違ったり、位置がズレているものがあるのも事実です。

アマビエに限らず全ての細工かまぼこに言える話でもありますが、これは全てが手作りなので仕方ありません。

一つ一つの小さな違い、そこに大きな手作りの価値があるのです。

今月は全国的なコロナ第6波の猛威、影響を受け観光地、飲食、土産、ホテル、旅館など厳しい状況下です。

アマビエ蒲鉾に関して言うと、コロナの状況が酷くなって来るとご注文が増加傾向。

コロナ収束を願う気持ちが伝わって来ます。

雪だるまくんも雪が降って来るとご注文が増える商品。

祝儀かまぼこが結婚式などお祝い事が増えるとご注文が増えるのと一緒です。

つまり細工蒲鉾というのは人々の喜びや悲しみ、祈りとともに発達、発展、受け継がれてきた食文化であると実感します。

来週からはお雛様かまぼこの販売も始まります。

コロナ禍で例年よりも製造数が少ないので、予約の方が確実です!

よろしくお願い致します。